近年パーマへの関心は高まり、美容業界の調査によると実に70%の方が
『パーマに関心がある!』
と答えています。しかし実際の数値は、、、
パーマをする方は10年連続マイナス傾向になっています。
■パーマ利用者割合(年1回以上施術)
2005年18.4% ⇒ 2015年14.1%
■ストレート系のパーマ利用者割合
2005年31.8% ⇒ 2015年24.0%
■パーマをしなくなった理由
失敗したから・・・60%
(※全て2015年NBAA調査データ)
美容師の技術不足が招いたパーマ離れだという事も容易に推測できます。10人中6人が『失敗された』と感じる中でパーマ率が伸びるはずがありません。。
パーマをする機会が減る
↓
美容師の技術が低下する
↓
細かい質感や動きまでこだわったパーマデザインが表現できなくなる
↓
希望とはかけ離れたパーマが完成する
という、負のパーマ方程式を断ち切らないといけません。
HANAでは最近、ポイントパーマの需要が高まり、前髪パーマのみ施術する方も増えてきています。カーラーで巻いた前髪はせいぜい持って1〜2時間、コテは毎日面倒。。といった声にお応えする前髪デジタルパーマが好評です。
そんなデジタルパーマにも新薬剤が仲間入りです!
今までのデジタルパーマの概念をいい意味で壊してくれた全く新しいタイプの薬剤です。詳しく書いていきます。
完全ノンアルカリ成分
今まで、パーマ・カラー・縮毛矯正・デジタルパーマは薬剤の中に「アルカリ成分」を配合し、髪をぼう潤させないと、パーマはかからずカラーは染まらないと言われてきました。どんなに『良い』と言われる薬剤にも必ず入っています。入ってるとどうなるか?端的にいえば、傷みます!逆をいえば、そのアルカリ成分が入っていなければ直接的な損傷要因が低下する事になります。
でもこれ、無理な話です。。
実現したら、
1+1=2と教えられてきたのに、今日から
1+1=3になりましたというレベルです。
・・・でも
・・・・・なんだか
・・・・・・・できたみたいです!
新成分「スピエラ」
アルカリ成分の代わりに、新成分「スピエラ」というもので反応作用を起こしパーマを形成します。こちらの成分がどれだけ優秀かは下図を参考ください。
髪を3種類のパーマ薬剤に1時間つけた経過になります。「スピエラ」は透明な状態を保ち、タンパク質がほぼ流出していません。参考までに「システイン」は一般的に髪に良いといわれている物です。こちらでさえも、色の変化からタンパク質の流出がご確認いただけると思います。ちなみに、髪の毛はほぼタンパク質でできていますので、流出しない事はとても大切な事なのです。
つまり、パーマ施術の前後で同じコンディションを保つ事が可能です。
健康毛〜ダメージ毛まで幅広く対応
デジタルパーマを短期間で何度も繰り返すと、髪の表面を覆っている「キューティクル」が損傷し、次第にキューティクルが起き上がってきます。これにより髪の表面をカバーするものが無くなり、内部損傷を引き起す要因になります。新薬剤でのデジタルパーマは繰り返し施術してもキューティクルのリフトアップは見受けられません。
↓従来の薬剤でデジタルパーマを短期間で5回施術した髪の状態
↓新薬剤で短期間で5回施術した髪の状態
キューティクルが乱れないので、
・トリートメント成分の流出がおきない
・ツヤと手触りが低下しない
というありがたい結果も導きます。
それでもパーマが不安な方へ
薬剤は良くても、今までのパーマイメージはそう簡単にくつがえらないと思います。まずは「やわらかいイメージ」を髪にプラスするのにパーマを利用してみて下さい。ハネる毛先、つっぱたまっすぐな感じをパーマで取り除いてあげるだけで印象はとても変わりますよ♪
ちなみにこの薬剤と全く同成分の縮毛矯正のお薬も導入しました。こちらも今迄では考えられない、完全ノンアルカリタイプになりますので従来の縮毛矯正のイメージを払拭し、上記同様の作用でクセに働きかけ、ストレートを表現していきます!
成長著しい美容業界の新薬剤をぜひお試し下さい!皆様のご来店、お待ちしております!
※3月1日より新薬剤に変更になります。
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